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Imagine
~未来を担う子ども達のために~
自律した活力溢れるJAYCEEが創り出す 喜びと感動が共有できる
かけがえのない地域社会の確立を目指して
【 プロローグ 】
サブプライムローン問題を発端に金融危機が世界を席巻し、世界トップクラスの企業までもが破綻の危機に追いやられました。 金融システムの不安定化により株価は大暴落し、バブル崩壊後の最安値を更新。資源エネルギーの価格は急激な変動を繰り返すなど次々に問題が発生し、世界経済全体が急激に冷え込んでいる。これは資本主義がもたらした利己主義や拝金主義、刹那主義が音を立てて崩れ去ろうとしているように私は感じてなりません。社会のグローバル化が進み、世界各国が綿密に結びついている現代社会において、一つの国だけが世界経済の影響を免れて成長を続けられるということは、もはやあり得ないだろう。JCIが掲げる恒久的な世界平和を実現する為には、世界の国々が協調、連携をとりながら強い絆のもと力を合わせていくべき本物の時代が到来しているのです。今や「100年に1度」と形容されるほどの不況の時代に突入している中で「こんな時代にJCなんてやっている場合ではない」という声を聞くかもしれません。しかし、本当にそうだろうか。今から遡ること61年前の1949年9月3日。戦後焼け野原と化した東京を見て「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」との覚悟のもと青年会議所という一つの炎が我が国に灯されました。こんな混沌とした時代だからこそ夢や希望を語る真のリーダーが必要なのです。我々青年会議所が地域のリーダーであるならば、今こそ青年会議所の真価が問われるのだと 考えます。
【 責任感と活力溢れるJAYCEEの育成 ~JAYCEEに捧ぐ~】
人は組織に属した時、その組織に対して責任を負うものです。国、地域、会社や家庭など属する組織が違えば向き合うスタンスや置かれているポジションも人それぞれ違うかもしれません。しかし、そこには必ず何かしらの責任があることを忘れてはいけません。責任とは自由に伴い発生する社会的負担であると考えます。また、人は組織に属した時、その自分の属している組織をより良いものにしたいと望むことが自然な形ではないだろうか。組織発展のためには、支えとなる一人ひとりが自覚と明確な目的を持って行動していくことがとても重要です。一人の力は微力かもしれない。しかし、一人の力は限りなく尊く、力強いものなのです。高度なチームプレー(組織力)を求める前に、まずは一人ひとりが各々の役割を認識し、自分の置かれているポジションをしっかり守ることから始めていきましょう。何事も初心を忘れてはいけません。自分達の自由や権利だけを訴えているだけでは破滅という名の坂道を転がり続けてしまうことでしょう。残念ながら、現代社会では自由な競争を抑制し、自己責任をあいまいにしてしまった結果、生きる活力までもが乏しくなってしまっているように感じてなりません。人は自覚が芽生えた時に責任感が生まれ、目標を持つことで活力を見出すことが出来るのです。何事からも逃げずに正面から受け止める勇気を持って行動していきましょう。枝葉末節ばかりにとらわれて「論語読みの論語知らず」とならぬよう、常に物事の神髄を見つめ(社)土浦青年会議所のメンバー一人ひとりがつよい責任感と明確な目的意識を持って活力溢れる運動を展開していただけることを切に願います。
【 つよくしなやかな組織の構築 ~堅い絆が未来をつくる~ 】
組織とは個人の集合体です。当然ですが、我々青年会議所も一つの組織として成り立っています。では、なぜ組織を構築する必要性があるのだろうか。それは、どれだけ高度なテクニックを持っていてもスタンドプレーには限界があり、より大きな目的を達成するためには高度なチームプレーこそが必要であるからなのです。つまり、一人では成し得ない「共通の目的」を達成するために、個人の力を集結して組織を形成する必要性があるのです。我々青年会議所には「明るい豊かな社会の実現」という恒久な目的があります。この崇高な目的を達成するために、我々青年会議所は、時代の変化に対応出来る堅い絆で結ばれたつよくしなやかな組織でなければなりません。ただ強いだけでは様々な変化に対応出来ずに大きなチャンスを逃してしまうことになるでしょう。だからこそつよく、そして、しなやかでなければならないのです。地域に必要とされる組織の一員であることをメンバー一人ひとりがしっかりと認識し、明確な理念のもと、互いに尊重し、信じ合い、助け合いながら、時の変化に対応できる柔軟な態度と姿勢で「明るい豊かな社会の実現」を目指し、堅い絆で結ばれたつよくしなやかな組織を構築してまいりましょう。
【 総務財務 ~歴史と伝統、そして革新~ 】
(社)土浦青年会議所には53年という長い歴史と伝統があります。洗練された形式の中からそこはかとなく醸し出される美しさの「様式美」と、利他の精神の上に存在する「おもてなしの心」、この二つが(社)土浦青年会議所の歴史には脈々と受け継がれ、そして、全ての事業の礎となっております。時が流れ時代が移り変わっても守り通さなければならいものであると考えます。 一方、公益法人制度が改革され、法律完全施行日の2008年12月1日より5年以内に公益社団法人・一般社団法人もしくは解散のいずれかの選択を迫られています。今回の制度改革は、我々のような団体がよりパブリックな活動をし易くすることを目的として行われています。公益とは「公共の利益」を指します。つまり世のため人のためになることが公益というならば、我々青年会議所こそ公益社団法人になり得る団体であると考えます。予算や報告のあり方など再構築していかなければならい点もありますが、今一度ガバナンスをしっかり強化し、自信を持って革新してまいりましょう。変化がなければ進化はありません。常に未来を見据え、高い志と明確なヴィジョンを持って、時代の変化に順応した公益組織を目指していきましょう。
【 情報循環交流 ~組織力の要はホウレン草~ 】
公益社団法人を目指す我々にとって、青年会議所の運動が市民の皆様から賛同を得られてこそ、初めて真の公益団体と言えるのではないだろうか。その為には、より公益性の高い事業を展開し、戦略性を持った広報活動が非常に重要であると考えます。特に、本年は関東地区大会の主管という大きなチャンスに恵まれました。このチャンスを最大源に活用し、(社)土浦青年会議所の存在をJC内外に広く力強く発信してまいりましょう。 また、素晴らしい組織の条件の一つに情報の共有化があげられます。青年会議所ではややもすると一極集中型に陥ることがあります。情報の共有なくして真の組織力は発揮されません。組織力向上のためには、「報告・連絡・相談」を常に心掛け、情報を発信し、循環させ、共有することがとても重要です。そして、メンバー同士や家族間の交流などにも積極的に取組み、様々な角度で情報の循環や交流を展開してまいりましょう。 【 会員拡大推進 ~より多くの出会いを求めて~ 】 私が捉える青年会議所の魅力の一つに、生涯を共に出来る素敵な仲間との出会いがあります。「袖振り合うも多生の縁」ということわざがあるように、出会いは必然であり尊いものです。たった一度の人生をより豊かに過ごすために、一人でも多くの仲間との出会いを求め、会員の拡大に励んでまいりましょう。同時に、組織存続のためにも会員の拡大は重要な責務でもあります。より大きな目的を達成するためには、より多くの力が必要です。我々JAYCEE一人ひとりが品格のある態度と姿勢で地域に存在価値を示していけば、必ず会員の拡大に繋がるはずです。(社)土浦青年会議所のメンバー一人ひとりが光輝き、自信を持って青年会議所の魅力を伝播していくことがとても重要です。今一度この重要性を全員で再認識し、会員の拡大に励んでまいりましょう。
【 武士道 ~美しき日本人の魂~ 】
「武士道は、日本の象徴である桜花にまさるとも劣らない日本の国土に咲く固有の華である」これは明治32年に新渡戸稲造氏が執筆した名著「武士道」の冒頭の文章です。我が国では、武士という階級が現れた平安時代の後期から約700年間に渡り、武士が政権を担う時代が続きました。戦士の階級が国を治めるという歴史は、他の国には見られない日本独特のものです。武士道とは、日本独自の思想で日本人の精神性がよく表れています。しかし、その武士道精神が礎となって成し遂げられた明治維新によって武士という階級が消え、大東亜戦争敗戦後のGHQによる占領政策によって武士道精神までもが消えかけております。自由を履き違えた結果、歪みかけている現代社会において、古来より日本人が持つ礼儀作法や人を敬う心といった崇高な精神文化を様々な角度から検証し、学んでいくことはとても重要です。武士道を通じて魂(こころ)の再生を目指し、歪みかけている現代社会に必要とされている美しき日本人の魂を研修してまいりましょう。
【 道徳教育 ~未来を担う子ども達~ 】
道徳とは人格の基盤をなすものであると考えます。現代社会では、とても現実の出来事とは思えないような悲惨な事件や事故が後を絶ちません。これは「命」や「規範」に対する意識が薄れてきていることに原因があるのではないでしょうか。情報化社会と言われる現代において、インターネットや携帯電話などから様々な情報を簡単に得ることが可能になりました。しかし、単に知識として得る情報ではなく、体験活動を充実させることで、より豊かな道徳心を育成することが出来ると考えます。生命を大切にする心やOMOIYARIの心、善悪の判断の基となる規範意識等の道徳心を身に付けることはとても重要です。人は一人では生きてはいけません。何事にも「感謝」の心を持つことで幸せを感じることが出来るのです。責任世代である我々が、魅力ある大人の背中を子ども達に示し、未来を担う子ども達に豊かな心を育む「心の育成」を実践してまいります。
【 地域ヴィジョン ~かけがえのない地域社会の創造~ 】
地域ヴィジョンとは私たちの住むまちの将来像であります。皆さんは自分たちの地域をどのようにしたいと考えていますか。地域社会の確立が求められている今、私たちの土浦を更に住みよい素晴らしいまちにしていくためには、市民一人ひとりのまちに対する意識の向上が必要であると考えます。「要求型民主主義」や「おまかせ民主主義」からは脱却しなければなりません。無関心層やサイレント・マジョリティ(物言わぬ大衆)を含む多くの市民を巻き込んだ真のまちづくりを推進していくためには、変革の能動者である我々青年会議所が先頭に立ち、積極的な社会変革運動を展開していく必要があると考えます。本年、土浦市は市制70周年を迎えます。人々が集い、喜びと感動が共有できる堅い絆で結ばれたかけがえのない地域社会の確立を目指し、夢と希望溢れる未来に向けての新しいヴィジョンを創造していきましょう。
【 会議体 ~出向・福祉・環境~ 】
本年も多くの出向者を(社)日本青年会議所、関東地区協議会、茨城ブロック協議会へ輩出させていただきます。出向は、多くのメンバーとの出会いの場であり、共に活動する中で新たな発見や気づきを与えてくれ、互いに切磋琢磨出来る最高のステージであります。メンバーには積極的に出向していただき、(社)土浦青年会議所の未来に向けて大きく成長していただきたいと思います。また、京都会議を皮切りに開催される各種大会への積極的な参画や、出向者に対する支援にも重点を置いて活動してまいります。 創立30周年に始まったウェルフェアゴルフ大会も、2008年に三笠宮寛仁親王殿下より杯の下賜を賜り、宮様杯として開催することが出来るようになりました。これは、(社)土浦青年会議所の歴史の中でもとても誇り高く栄誉なことであります。この恵まれた境遇を最大限に活用し、人にやさしい社会の実現を目指し、青年経済人としてウェルフェア(福祉)の精神を学び、深く理解していく必要があると考えます。 近年、度重なる集中豪雨の発生や真夏日の連続記録の更新など、日本はもちろん世界的に異常気象が続いています。これらは地球温暖化に原因があると考えられております。他にも地球上には様々な環境問題がとりざたされており、私たちの身近な存在である霞ケ浦でも水質汚染が深刻化しております。霞ヶ浦は日本で第2位の大きさを誇り、その雄大な湖面が醸し出す美しい景観と豊かな水は、私たちにとってかけがえのない財産であり大切な宝物です。環境問題とは、遠い世界の話ではなく私たちの日常生活の中で起きているのです。一人の力ではなかなか解決できないかもしれませんが、我々が行動した瞬間(とき)、それは地球ヴィジョンに向けての第一歩だと私は信じております。今こそ環境にやさしい取組みを実践し、未来の子どもたちや動植物にこの美しい地球環境を引き継いでいくことが、今を生きている私たちの使命であると考えます。
【 第58回関東地区大会 ~光輝く159LOMの未来~ 】
本年私たちは、2010年度社団法人日本青年会議所関東地区協議会「第58回関東地区大会」の主管という大きなチャンスに恵まれました。(社)土浦青年会議所の伝統である様式美を重んじ、おもてなしの心で関東地区メンバーの皆様をお出迎えさせていただきます。大会の基本方針として、環境に寄与した大会であると共に、私たちの愛する土浦の誇りである歴史と伝統・文化を踏まえたローカル・アイデンティティ溢れる大会を開催いたします。大きな感動と夢を関東地区全メンバーが共に分かち合い友情を育める大会を目指し、光輝く159LOMの未来に向けて(社)土浦青年会議所メンバー全員の英知と勇気と情熱を集結し、「土浦から関東を元気にするぞ」そんな熱い思いと気概をもって挑戦してまいります。
【 エピローグ 】
『愛する子ども達のために、安心して笑って暮らせる夢と希望に満ち溢れたかけがえのない社会を残してあげたい・・・』 これまで(社)土浦青年会議所では「明るい豊かな社会の実現」という恒久な目的を抱き、その時代や地域に求められた力強い運動を展開してまいりました。2010年度もそのベクトルを変えることなく邁進してまいります。時代が大きく生まれ変わろうとしている今、我々はその時代の変化の先頭に立ち活動していかなければなりません。親愛なる先輩諸兄が築き上げてこられた(社)土浦青年会議所53年の歴史と伝統をしっかりと継承し、夢と希望溢れる未来に向け、今の時代と地域に求められる運動を力強く展開してまいります。
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